あうん堂の由来

 阿と吽は一切の文字・音声の始めと終わりです。アイウエオの五十音図はで始まってうんで終わっています。人はおぎゃあと口を開けてこの世に生まれ、うーんと口を閉じてこの世を終わります。
 人間の一生は実にうんの間にあるといえましょう。
 寺院の仁王、双竜、風神・雷神、神社の狛犬などは一つは口を開け他の一つが口を閉じているのはみな、このあうんの意義をあらわしています。
 また、は出息、うんは入息です。相撲の仕切りであうんの呼吸を合せなどといいますし、謡曲の安宅に弁慶が出で入る息にあうんの二字を称え、勧進帳を読み上げて無事、関所をまかり通るところがあります。
 とかく物事はあうんの呼吸が合わないと、うまくいかないようです。
 手前どもが商号をあうん堂とし、商標に仁王、竜、狛犬などを配しているのは、このようなあうんの意義をすこしでも商売の道に生かして、幾久しく皆様のごひいきにあずかりたいという、願いからでございます。

あうん堂主人敬礼

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